CodeIQ：進捗ダメですマーク

私自身が表題の問題を解いた時のプログラムについて解説します。
問題の詳細は「進捗ダメですマーク」（CodeIQ）を参照してください。

問題の概要

問題を引用します。

進捗のダメ具合をひと目で知らせるために「進捗ダメですマーク」を作ることにしました。
「進捗ダメですマーク」は高さ X 幅 X の正方形の対角線を英小文字「x」に、それ以外を半角ドット「.」にすることでバツのマークを描くものです。

例高さ 1 幅 1 の進捗ダメですマーク

x

例高さ 3 幅 3 の進捗ダメですマーク

x.x
.x.
x.x

例高さ 5 幅 5 の進捗ダメですマーク

x...x
.x.x.
..x..
.x.x.
x...x

「進捗ダメですマーク」を手入力するのはしんどいのでプログラムで出力することにしました。
「進捗ダメですマーク」を出力するプログラムを実装してください。

仕様
・標準入力の高さ（＝幅）を元に「進捗ダメですマーク」を出力する

標準入力
・標準入力の高さが 1-100 の整数で与えられます

例:

5

標準出力
・高さが奇数の場合は「進捗ダメですマーク」を出力する
・高さが偶数の場合は「invalid」を出力する

例（入力の例に対する出力の例）

x...x
.x.x.
..x..
.x.x.
x...x

その他の仕様
・標準入力の末尾には改行があります
・標準出力の末尾に改行をつけてください
・標準入力の仕様で説明した内容以外の入力は行われません（不正入力に対するチェックは不要）

Samples
Sample1
Input

1

x

Sample2
Input

3

x.x
.x.
x.x

Sample3
Input

5

x...x
.x.x.
..x..
.x.x.
x...x

Sample4
Input

2

invalid

私のプログラム

Rubyで解答しています。

#!/usr/bin/ruby

def solve(n)
	if n % 2 == 0 then
		puts "invalid"
		return
	end

	for i in 0...n
		str = '.' * n
		str[i] = 'x'
		str[n-1-i] = 'x'
		puts str
	end
end

# main
while line = gets
	line.strip!
	next if line.empty?

	solve(line.to_i)
end

解説

難しいことはありません。

main

入力値を数値にしてsolve()に渡します。

solve(n)

nが偶数なら'invalid'なので先にチェックしてしまいます。
nが奇数ならn行出力する必要があるのでそれだけループします。
ループ1回ごとに1行ずつ出力しますが、'.'がn個の文字列を用意し、i番目（ループカウンタ番目）と(n-1-i)番目の要素を'x'にすればOKです。

雑感

一旦、'.'だけの文字列を作って必要な場所を'x'で置換するというちょっと無駄な作業をすることが単純に実装するコツでしょうか。置換せずに文字列を作ろうとすると計算がもう少し面倒になります。