第1章 HTMLについて

HTMLはWebページを記述するためのマークアップ言語です。
現在の標準はHTML5です。
HTMLはドキュメントの論理構造を定義するために使用され、表示のための装飾は配置はCSSによって別途定義されます。
現在のCSSの標準はCSS3です。
HTMLで記述されたドキュメントは基本的に静的なものです。これに動きをつけるためには別途JavaScriptでプログラミングを行う必要があります（一部CSSで表現できるものもあります）。

第2章 HTMLの基本構造

HTMLの基本構造は次のようになります。

<!DOCTYPE html>
<html>
 <head>
  <title>タイトル</title>
 </head>
 <body>
  ここに本文・・・
 </body>
</html>

第1項 基本タグ

html、haed、title、bodyタグについて簡単に説明します。

その前にDOCTYPE

タグの説明の前にHTMLドキュメントの先頭にあるDOCTYPEについて説明します。
<!DOCTYPE>はドキュメントが何の規約に従って記述されているかを宣言するために使用します。<!DOCTYPE html>はHTML5の規約に従っていることを表します。HTML4.1やXHTMLなどの場合は別のDOCTYPEを宣言しなければなりません。

htmlタグ

htmlタグは<html>〜</html>で囲まれた範囲がHTMLであることを表します。
htmlタグはその文書のルート（基点）となる要素です。他の全ての要素は、この要素の子孫として配置しなければなりません。
htmlの子要素には1つのheadと1つのbodyを含むことができます。

headタグ

headタグはドキュメント全般の情報 (メタデータ) を内包する要素です。ドキュメントのタイトルや、スクリプトおよびスタイルシートのリンクや定義を内包できます。

bodyタグ

bodyタグは、HTML 文書のコンテンツを示す要素です。
つまり、ドキュメントに記述する文章や画像などは全て<body>〜</body>に記述しなければなりません。

titleタグ

titleタグは は文書のタイトルを定義します。一般的には、ブラウザのタイトルバーかタブに表示されます。この要素はテキストのみを内容に持つ事が出来ます。HTML要素を含める事はできません。
titleの内容はSEO（検索で上位に表示されるための技術）的に非常に重要です。